創業から100年を超える倉敷市の老舗企業に感謝状が贈られました。
この取り組みは、老舗企業の業績をたたえ、市民に広く知ってもらおうと、平成24年度から行っています。
今年は大正10年より前に創業した市内7つの会社が受賞しました。
「連島すだれ」で知られる明治14年創業のワタナベ工業、足袋の生地が原点の大正8年創業・荻野製織、加須山に本社を置く稲田石材加工店、倉敷市唯一の製本専門業者藤原製本所、十八盛酒造の5代目がみそ・醤油を作ったのがはじまりのくらしき塩屋、創業当時は高梁川の砂利を集めて販売していた児島の瀬戸内工業、そして、玉島の建設業浅野工業のそれぞれ代表者が、伊東香織市長から感謝状を受け取りました。
老舗企業の先輩たちから祝辞を受けた7社を代表して、ワタナベ工業の渡辺祐三社長が「受賞を糧にますます社業に精進し、地域発展の一助になるよう努力したい」と決意を語りました。
倉敷市では、市内で最も歴史の古い壽永3年、1184年創業の藤戸饅頭本舗をはじめ、140社に感謝状を贈っています。(今回の分を含む)