KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

創立６０周年を迎えた県立水島工業高校できょう（８日）、記念の式典が開かれました。

式典には、各クラスの代表生徒合わせて、およそ２４０人をはじめ、岡山県や倉敷市の関係者、歴代の校長などが出席しました。
久松 敬司副校長が都合により出席できなかった森尚貴校長に替わって式辞に立ち、「地域とともにある水工、地元産業を支え続けるため、これからも心豊かな工業人の育成に努めて参ります」と挨拶しました。
続いて、歴代の校長やＰＴＡ会長など、水島工業高校に多大な貢献をした人たちへ感謝状と記念品が贈られました。
生徒を代表し、機械科３年で生徒会長の槇 竜杜さんが挨拶に立ち、「私たち一人ひとりが６０年の歴史の重みを感じ、水島工業高校の一員であるという自覚を持ち、学校の発展に貢献できるよう、努力を重ねていきます」と気持ちを新たにしました。
水島工業高校は高度経済成長期の昭和３７年に地元の強い要望を受け、市内２校目の県立工業高校として設置されました。
生徒たちは「誠実は人間最高の善である」という校訓を合言葉として、これまでに太陽光・水素燃料・リチウムイオン電池の３つの動力を用いた飛行機「エアロメシア」など様々なものづくりに取り組んでいます。

水島工業高校は令和３年度末までに２万人を超える卒業生を送り出しています。