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現代アート作家3人を紹介 倉敷で郷土作家遺作展

倉敷市にゆかりのある現代アート作家3人の遺作展が、倉敷市立美術館で始まりました。

倉敷市では、市にゆかりのある作家を紹介し、文化振興につなげようと昭和48年から「郷土作家遺作展」を開いています。
今回の遺作展には、倉敷市を中心に活動した女性現代アート作家グループ「アート・SUN」のメンバーで3人の作品が並びました。
倉敷市福田町出身の小田宏子さんは、初期は油彩画、その後キャンバスを切り重ね、奥行きを意識した表現も始めていきます。
晩年には雁皮紙と呼ばれる和紙で綿を包むオブジェを手掛け、展示する空間全体を作品として楽しませる手法を展開しました。
倉敷市天城出身の佐藤斐子さんは、油彩画やアクリル画を経て早い時期からコンピュータを駆使したデジタルワーク作品に取り組みました。
円や四角形、花などを組み合わせた鮮やかな色彩のアートを生み出したほか、七宝焼を組み合わせた作品にも挑戦してきました。
ふくいはるこさんは、岡山短期大学幼児教育学科の教授として活躍しながら制作活動を続け、立体的に見える平面作品や、具象にも抽象にも受け取れる絵画などボーダーレスな世界を追求。
また、アクリル画に紙を重ねて切り折りしたり、アルミ板の反射を活かしたりして角度によって印象が変わる作品にも力を入れ、小田さん、佐藤さんとともに岡山、倉敷の現代アートを盛り上げてきました。

郷土作家遺作展は、今月13日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。

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  • 放送日:2022/11/08(火)
  • 担当者:森絢子
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