総社市で今月12日中学生が市政に対し疑問や要望をぶつける「そうじゃ子ども議会」が開かれました。
総社市内4つの中学校から19人の生徒が参加し、行われた「そうじゃ子ども議会」。
中学生が議員として実際の議会さながらに市長や、市の幹部職員に対し疑問や要望をぶつけていきます。
今回の議会でテーマとなったのは「部活動の地域移行」です。
「部活動の地域移行」とは少子化や、教員の長時間労働の解消を背景に現在、学校で行っている部活動を地域のスポーツクラブや民間の事業者に委託し行っていくというものです。
総社市では、この取り組みの実現に向け、今年9月に準備委員会を設置し令和7年を目途にまずは休日の部活動から段階的に地域移行していくことを目指しています。
議会では、この取り組みの当事者となる中学生から様々な疑問や要望が挙げられました。
中でも多くの質問が出たのが地域移行した際の活動の規模についてです。
また、先月3日から募集を開始した地域での指導者についての質問もありました。
この他にも、活動の費用や場所の問題などおよそ3時間の議会の中で多くの質問が飛び出しました。
総社市では、今後この議会で出た意見を参考に部活動の地域移行の準備を進めていきます。