倉敷市で気候問題の危機と今後の課題について話し合うシンポジウムが開かれました。
シンポジウム「気候危機と2030年への挑戦課題」は、地球温暖化を回避し持続可能な社会をめざす一般社団法人「おひさまネットワーク倉敷」が設立10周年を記念して開いたものです。
会場とオンライン合わせて約40人が参加し、気候変動問題に取り組んでいる3組が意見を発表しました。
岡山県出身の神﨑拓也さんは、太陽光発電設備を扱う会社を西粟倉村で起業しています。
使えなくなった太陽光パネルのほとんどが埋め立て廃棄されることから、廃棄パネルを分解してリサイクルする循環システムを構築していくことが必要と話しました。
このほかシンポジウムでは、発表者によるクロストークや会場の参加者との質疑応答も行われ、気候危機の課題解決に向けた意見を深めていました。