子どもたちが日本の伝統文化を体験です。
玉野市の鉾立小学校で、狂言を楽しむ催しが開かれました。
室町時代から続く日本の古典芸能・狂言。
ほとんどの小学生が初めての鑑賞です。
演じるのは、地域の歴史文化を狂言で語り継いでいる玉野しおさい狂言会。
今回は6年生の国語の教科書にも載っている「柿山伏」を選びました。
お腹がすいた山伏が、畑の柿を勝手に食べていると、畑の持ち主が現れます。
それに気づいた山伏が、カラスやサルの真似をして気をそらします。
滑稽なやりとりで、笑いを誘います。
続いて、児童が狂言を体験です。
まずはすり足。
背筋を伸ばして、膝、腰の角度を意識しながら歩きます。
先ほど演じられた「柿山伏」にも出てきたサルやカラスの真似にも挑戦です。
今度は、柿を食べる仕草。
子どもたちの表情に注目です。
狂言を楽しむイベントは、鉾立小学校が来年秋に創立150周年を迎えるのを記念して、地域住民も招いて開きました。