かつて「い草」の一大産地として知られた岡山県で、現在、唯一の「い草」農家として栽培を行っている今吉俊文さんが田植えを行いました。
倉敷市上東にある10アールの水田で今年も行われた「い草」の田植え。
田植えを行うのは県内唯一の「い草」農家で、栽培から加工までを一貫して行うブランド「IGUSA LABO」の代表も務める今吉俊文さんです。
小雨が降る中、約2万株の「い草」の苗を全て手で植えていきます。
今吉さんの田んぼがある倉敷市の庄地区は、かつて「い草」栽培が盛んに行われていた場所で、田んぼには田植えの様子を懐かしむ地元の人の姿もありました。
今吉さんが「い草」栽培を始めてから今年で15年目。
毎年、新たな挑戦を繰り返しながら栽培を続けてきました。
今年は、高知県の農家から譲り受けた新たな品種「せとなみ」の栽培に挑戦します。
植えられた「い草」は今後1メートル以上の長さまで成長し、来年の7月に収穫される予定です。
KCTでは、今吉さんのこれまでと今年1年の活動に密着した特別番組を来年1月7日から放送します。
ぜひご覧ください。
初回放送
来年1月7日(土)17時15分~
KCT12ch
番組タイトル「君の一歩で 倉敷「い草」を残していく」