小学生のための囲碁の全国大会、「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」が倉敷市真備町のマービーふれあいセンターで開かれました。
この大会は、囲碁を中国から持ち帰ったとされる吉備真備公にちなみ、ゆかりの地である倉敷市真備町でその偉業を顕彰し、囲碁文化を普及しようと平成23年から開かれています。
大会には、岡山県代表の倉敷市立連島西浦小3年の守屋一樹さんや倉敷東小5年佐藤悠人さんなど、各都道府県から84人の小学生が選ばれ、大会に臨みました。
審判長は、今回初めてとなる山下敬吾九段です。
大会は低学年と高学年の部に分かれて行われ、予選リーグのあと、準々決勝からはトーナメントで戦います。
参加者は、保護者などに見守られながら白熱した対局を繰り広げていました。
大会はあす18日まで行われ、優勝者には囲碁のタイトルのひとつ「棋聖」のジュニア版として「こども棋聖」の称号が与えられます。