架け替え工事を行っていた倉敷市真備町の有井橋が今月26日に開通するのを前に、地域住民が集まって橋の完成を祝うイベントが開かれました。
4年前の西日本豪雨で堤防が決壊・氾濫した小田川の支流・末政川では、今後の増水に備え、堤防を3mかさ上げする工事を行っています。
それにともない有井橋も橋を架け替えることになり、去年4月から通行止めにして作業を行っていました。
当初2年間の予定でしたが、3ヵ月短縮され、今月26日に開通することになりました。
開通前の記念イベントでは、地元の薗小学校5年生有志による合唱が披露されました。
また、「末政川」「有井橋」などと書かれた橋に取り付ける橋名板を薗小学校の児童4人が揮毫しました。
きょうのイベントでは、書いた児童自ら取り付けを行いました。
開通前の記念イベントは、有井橋の架け替えを手がけた地元建設会社のオカジュウが主催しました。
集まった100人を超える地域住民にポン菓子や温かい食べ物を振舞ったほか、子どもたちにクレーンゲームで景品をプレゼントしました。
有井橋の開通で真備地区の大動脈が再びつながり、復興に向けた地域の絆がさらに強くなることが期待されます。




