倉敷市真備町の新たな復興グルメとして開発された「南山掘削カレー」が、きょう開かれたイベント「復興阿吽祭」の会場で初めて販売されました。
「南山掘削カレー」は、高梁川と小田川の合流点付け替えのため崩される南山をイメージして、掘削工事を管理する河川事務所の所長が発案。
地元の真備船穂商工会青年部が開発しました。
販売されたマービーふれあいセンターのカフェには時折長い列ができ、次々とカレーの注文が入りました。
ごはんを盛り付ける金型は手作り。
カレーのルーは10種類のスパイスと7種類の具材が入り、子どもでも食べやすいのが特徴です。
カレーの販売に合わせて、真備町で営業するうどん店「さるや」も限定商品を提供。
きび粉を混ぜた麺に、ダシをきかせたあんをかけ、琴弾岩をイメージした鶏肉を乗せたうどんです。
復興グルメの開発は、災害やコロナで疲弊する飲食店の活性化などを目的に、真備船穂商工会が企画しました。
なお、ホールで開かれた「復興阿吽祭」には、歌手の堀内孝雄さん、相田翔子さんなどを迎え、FMくらしきで4時間にわたり生放送されました。