くらしき作陽大学は総社市と包括協定を結んでいます。
これを記念して今月25日にベートーヴェンの代表曲第九のコンサートが行われ、会場で集めたウクライナ支援募金が総社市に贈られました。
市長室を訪れたのは指揮者を務めたくらしき作陽大学特任教授の江島幹雄さんと、くらしき作陽大学教授の菅付章宏さんです。
総社市とくらしき作陽大学は2011年に包括協定を結んでいてこれを記念したコンサートを毎年開いています。
今年は中学生から大人まで合わせて180人余りの市民が合唱団を結成し、今月25日に、総社市民会館で第九コンサートを開きました。
コンサートは世界平和への祈りを込めて開催され、会場にはウクライナ支援のための募金箱を設置。
当日、700人の観客が訪れ、10万円が集まりました。
これをウクライナで困っている人に活用して貰おうと指揮者の江島幹雄さんから総社市の片岡聡一市長へ目録が手渡されました。
総社市は現在、1人のウクライナ避難民を市の職員として受け入れています。
送られたお金はこの職員を通してウクライナに届けるということです。
包括協定を記念するコンサートはコロナ禍で今回3年ぶり、9回目の開催となりました。