岡山市在住の染織作家による作品展が天満屋倉敷店で開かれています。
会場には手ぬぐいやストール、暖簾など、染色作家神山結子さんが作った作品、およそ100点が並びました。
岡山市在住の神山さんはシルクスクリーンという版画技法を使って作品の模様になる型を手作り。
その型を使って白い布をカラフルな色に染めています。
神山さんの作品のデザインは植物や身の回りのものをモチーフにしていて、日常生活で使いやすいものばかりです。
そして模様はもちろん、染料も身近なものを使っています。
こちらの作品は、ブラインドの影から発想を得て模様を作りマリーゴールドの花で染めたものです。
自宅に植えているマリーゴールドを自分で煮詰め、優しい色合いを生み出しました。
他にも、玉ねぎの皮で染めたものやびわの葉っぱで染めたものなど天然の草木染めで生活になじむ作品を作り上げています。
神山結子 テキスタイル展‘garden’は30日(月)まで天満屋倉敷店で開かれています。