総社市の農マル園芸吉備路農園で冬の花「クリスマスローズ」の展示販売会が開かれています。
クリスマスローズは、クリスマスの頃から春にかけて花を咲かせる植物です。
花の少ないこの時期に庭を華やかにしてくれることから「冬の貴婦人」とも呼ばれています。
花言葉は「労り、慰め、追憶」など。
また、花に見える部分は実はがくで、普通の花びらと違いがくは地面に落ちないため合格の花として縁起が良いとも言われています。
会場には4人の栽培農家ごとに展示されたおよそ1000鉢のクリスマスローズが並んでいます。
小輪がかわいらしいプチドールや、弁が多く華やかな多弁咲きなど花の姿は様々です。
埼玉県の「加藤農園」では、育種に力を入れていてひとつひとつ交配した親が違います。
日々研究を重ね生み出された個性的な花形が並びました。
寒さに強く、好みの花で新しく交配することができるので、園芸初心者から上級者まで広く楽しめるのもクリスマスローズの魅力の一つです。
農マル園芸吉備路農園のクリスマスローズフェアは2月12日までです。
2月5日は園芸研究家の矢澤秀成さんによる講座も開かれる予定です。
*「クリスマスローズの楽しみ方」10時~受講無料