玉野高校の生徒が、人生ゲームを通じて持続可能な開発目標「SDGs」を学習しました。
玉野高校の1年生およそ160人が総合的な学習の時間に取り組んだのは、金沢工業大学のSDGs推進センターがタカラトミーと開発した「BeyondSDGs人生ゲーム」です。
2021年から2050年が舞台となっていて、前半の2030年までは全国53の企業や教育機関、団体などが掲げた課題と解決策が書かれた「絆カード」を使っていきます。
カードには、それに対応して「住み続けられるまちづくりを」「海の豊かさを守ろう」などのSDGsの17のゴールが記され、参加者全員で17個すべてをそろえていきます。
生徒たちはゲームを進めながら、全国の企業、団体の様々な取り組みを楽しく学んでいました。
後半は17のゴールを知った上で、「自然との共存」や「脱炭素」を目指すための能力や技術を身に付ける「革新カード」を集めて2050年を目指しました。
玉野高校は、自然科学分野の探究活動などで数年前から金沢工業大学と交流があり、SDGs人生ゲームの制作にも携わりました。
この人生ゲームは、全国から希望があったおよそ250の小・中学校、高校に寄贈されています。
玉野高校は、今回の学習を2年生以降に行う玉野市をテーマにした探求学習などに活かしていきたい考えです。