倉敷市立自然史博物館で、昆虫折り紙教室が開かれました。
どんな虫の折り紙を作ったのでしょうか?
定員を上回る応募があった昆虫折り紙教室。
講師を務めるのは、大阪市出身の折り紙作家江頭聖大さんです。
今回テーマにした虫は、エサキ モンキ ツノカメムシ。大きさは1.5cmで鋭いツノと背中にあるハート型の模様が特徴です。
エサキ モンキ ツノカメムシの折り方を考えたのは江頭さんです。
手元をスクリーンに映し、解説しながら進めます。
複雑な折り方もあるので、手順が進むごとに、難しくなります。
わからない人には丁寧にアドバイスします。
使う道具は15cm四方の折り紙だけ。
ハサミで切ったり色を付けたりしません。
この虫の特徴であるハート型の模様も、紙を折る中で生み出します。
参加者は45分かけて、エサキ モンキ ツノカメムシの折り紙を完成させました。
参加者は、出来栄えに満足の様子です。
中には、こんな折り紙の達人も。
講師の江頭さんが普段手掛ける昆虫折り紙は、完成まで2カ月かかったものもあるほど、再現度の高い作品ばかりです。
倉敷市立自然史博物館では現在、江頭さんの作品およそ40点を特別に展示しています。
参加者は、江頭さんの解説を聞きながら、昆虫折り紙の魅力をさらに感じていました。
エサキ モンキ ツノカメムシの折り方は、自然史博物館のホームページに掲載されています。
また、KCTコミちゃんホームページでは、折り紙教室のニュース動画の最後に、江頭さんが実演した折り方を紹介しています。