早春の街を雛飾りで彩る倉敷雛めぐり。
きょうは倉敷美観地区周辺の展示をご紹介します。
会場の1つである新渓園では新型コロナの影響で1年ぶりに雛飾りが展示されました。
56畳の大広間に約70組の雛飾りが並んでいます。
立派な段飾りは倉敷市内の家々に伝わるもので中には明治時代に作られたものも。
そしてこちらは木で土台を作り反物を挟み込んだ「木目込み人形」です。
木目込み人形教室、寿光会の生徒たちが手作りしました。
ハマグリの貝殻で作った貝雛や現代風の髪型をしている人形、そして球体の木目込み人形は寿光会ならではの作品です。
他にも、美観地区周辺では店舗など合わせて47ヵ所がこの雛めぐりに参加し、白壁の街をお雛様で彩っています。
こちらの雑貨屋では雛めぐりに合わせお雛様柄の手ぬぐいを展示しました。
ぜんぶで約10種類、どのてぬぐいもかわいらしいお雛様が魅力的です。
日本郷土玩具館のプラスワンギャラリーでは人気の組み木の雛人形が展示されています。
元倉敷市の組み木デザイナーで神奈川県在住の小黒三郎さんの作品、厚みのある木製の組み木人形は手触りもよく子どもにも大人気です。
ハートびなに、おむすびななどかわいらしいデザインにこだわっています。
木のあたたかみを大切にした優しい色合いが特徴でコンパクトに収納できるのも魅力の1つです。
倉敷雛めぐりは12日(日)まで開かれています。
各会場の情報は公式ホームページでご確認ください。
あすは真備地区の雛めぐりの様子をお伝えする予定です。お楽しみに。