倉敷市内の写真教室による作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
「写友はぁもにぃ倉敷写真展」は早島町の写真家・高田昭雄さんが講師を務める写真教室の発表の場として開かれ今回で15回目を迎えます。
会場には、講座生24人90点の写真が並びました。
講座では個性を尊重していて、作品のテーマは自由です。
作品はどれも組み写真となっていて、自然や情景などを切り取り、それぞれの写真の共通点からストーリー性や繋がりが感じられます。
小坂田正芳さんの「国分寺」では、太鼓と共演する五重塔や菜の花から除いたもの、水晶玉に映し出したものなど、様々な表情の備中国分寺を楽しむことができます。
講師の高田さんは今回の作品展で教室の講師を引退。
講師として最後に見届ける作品展では「炎に願う」と題し、10年ほど前に撮影で通っていた備前焼の窯元へ今年再び訪れ、窯焚きから窯出しまでを4枚の写真に収めました。
また会場には、これまで15年以上指導してきた高田さんへの感謝の気持ちを込め、講座の様子や集合写真も飾られています。
写友はぁもにぃ倉敷写真展は倉敷市立美術館で12日(日)まで開かれています。