若手消防士が日々の消火活動や救助活動から得た課題など、意見を発表する大会が倉敷市消防局で行われました。
意見発表会には倉敷市消防局や各消防署から代表として選ばれた若手消防士、9人が出場しました。
テーマは消防防災に関すること全般です。
出場者は、負担の多い、救急隊員の働き方を改善する提案や緊急時に救急情報をすぐに確認できるアプリの導入など日々の職務での気づきをもとに現場で取り組むべき課題を自由に発表しました。
発表時間は1人5分で梶隆幸消防局長など5人の審査員が説得力や表現力などを基準に発表内容を審査し県大会への出場者を決めます。
審査の結果、最優秀賞には倉敷市消防局予防課の嶋田大志さんが選ばれました。
嶋田さんは普段SNSなどを活用して火災予防を呼びかけています。
現場活動のイメージが強い消防で、予防業務をもっと知ってもらいたいという想いを実体験を交えて伝えました。
嶋田さんは来月14日に岡山市で行われる県大会に出場します。