総社市のイチゴ農園が舞台の絵本の読み聞かせなどを通じて、子どもたちがイチゴができるまでの過程を学びました。
3年前に出版された「いちごハウスのおくりもの」は、イチゴが実るまでを描いた総社市秦の秋山いちご園が舞台の物語です。
市内でおよそ20年イチゴ栽培を行う秋山誠さんから着想を得て、ノートルダム清心女子大学教授で児童文学作家の村中李衣教授が執筆しました。
この絵本が去年12月にハードカバー化されたことを受け地元・秦小学校の子どもたちにイチゴへの関心を深めてもらおうと読み聞かせ会が開かれました。
祖父が作るイチゴが大好きな主人公のひまりは、苗から実ができるまでの1年間で葉っぱが呼吸することや一見怖いミツバチの役割などを学びます。
絵本を通してイチゴの秘密をたくさん学んだ子どもたちは、秋山さんの農園で実際にイチゴ狩り体験です。
子どもたちは、熟す前と後の実や水の粒が付いた葉っぱなど絵本で見た様子を目の当たりにしながら、イチゴ狩りを楽しみ味わっていました。
最後に子どもたちは、パックのイチゴのプレゼントをもらって帰りました。