備前市を中心に活動する4人の若手備前焼作家が、天満屋倉敷店で展示即売会を開いています。
1階のイベントスペースには、食器や花器など日常使いできる備前焼を中心におよそ500点が並びました。
この展示即売会は、幼少期から40年ほどの親交がある備前市出身の2組の兄弟、柴岡力さん、久さん、原田良二さん、圭二さんが、県内外の人に備前焼に親しんでもらおうと毎年この時期に開いているものです。
こちらは、柴岡力さんの青備前と呼ばれる作品です。
器に囲いをして焼き酸素を減らすことで、特有の光沢が生まれています。
原田圭二さんは、複数の土を組み合わせたり窯の中で地面につける部分を変えたりすることで、釉薬なしでも様々な色や模様を楽しめる作品を仕上げました。
そのほか、手ごろな値段の均一価格コーナーや、元値の半額ほどからスタートする入札コーナーも設けられています。
「今使ってみたい備前焼展」は、8日(月)まで天満屋倉敷店1階のイベントスペースで開かれています。