西日本豪雨での教訓をもとに自力での避難が難しい高齢者や障がい者と地域住民との繋がりを描いた動画がきょう(16日)真備町でお披露目されました。
動画を製作したのは国土交通省高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所です。
2018年の西日本豪雨で犠牲になった人の多くは高齢者や障がい者などの「要配慮者」とされる支援が必要な人でした。
動画では災害時の逃げ遅れを出さないために要配慮者と地域住民が日頃から繋がりを持っていることの重要性を訴えています。
河川事務所では、これまで要配慮者のマイタイムラインづくりを描いた支援動画などを公開してきました。
今回の動画では実際に真備町の住民やケアマネジャーが出演し、マイタイムラインの制作を前に要配慮者と地域住民が繋がる様子を描いています。
上映会には、出演者や真備町の住民など15人が訪れ完成した動画の試写会が行われました。
脚本を手掛けたのは介護福祉士で俳優、演出家などを務める菅原直樹さんです。
この動画は高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所のYouTubeで公開されていて、希望者にDVDを配布する予定です。