西日本豪雨災害を教訓に、「逃げ遅れゼロ」を目指します。
倉敷市真備町川辺地区で黄色いタスキを玄関先にかけて安否を確認する訓練が行われました。
イベントも合わせて開き、地域の防災意識を高めました。
川辺地区の連絡網を通じて、訓練が始まりました。
住民が行うのは、事前に配られた黄色いタスキを、玄関先に掲げるだけです。
この習慣が、地域住民の逃げ遅れゼロにつながります。
この訓練は、防災啓発などに取り組む住民団体「川辺復興プロジェクトあるく」が中心になって、2年前から実施しています。
タスキには「無事です」と書かれています。
災害の時は、町内会や自治会のメンバーが見回り、タスキがかかっていない家に声掛けして、逃げ遅れゼロを目指します。
町内会ごとに訓練に参加した世帯数が、本部に報告されました。
今回は、川辺地区にある1750世帯のうち、1386世帯にタスキを配布しています。
そのうち、839世帯がタスキを玄関先に掲げていました。
参加率は60.5%で、前回より2.7ポイント下がりました。
地域の防災力アップへ。
訓練に合わせて、川辺小学校を会場に、防災イベントが開かれました。
最新の懐中電灯など防災グッズの紹介、いざという時に役立つロープレスキューのレクチャーなどが展開され、訪れた住民が積極的に体験していました。
また、自宅で長く避難が続いた時に役立つレシピを紹介。
ケチャップライス、さつまいも入り蒸しパン、焼き鳥入り肉じゃがの3種類を試食しました。
いずれも湯せんすれば温かく食べられるのがポイントです。
まもなく豪雨災害から5年の節目を迎える川辺地区。
来年度は、災害時のガイドラインとなる地区防災計画を策定する目標を掲げるなど、安心安全への取り組みは続きます。
もちろん、タスキを使った安否訓練も継続して行う考えです。




