倉敷市船穂町にあるふなおワイナリーでマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインの仕込みがきょう(23日)から始まりました。
ふなおワイナリーでは果物の女王と呼ばれる特産のマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインに力を入れて製造・販売しています。
仕込み作業では自社農場などで収穫された糖度16ほどのマスカットが3.4トン運び込まれました。
専用の機械を使って房になっているブドウの軸を抜き実をつぶし果汁を絞っていきました。
今年は天候に恵まれ温度が比較的安定していたことから、ブドウのできが上々で例年以上の香り高いワインが味わえると期待されています。
作業は9月6日までにあと2回行い、およそ10トンのブドウを使用する予定です。
ワインは7ヵ月ほど熟成された後およそ1万本製造されます。
甘口、辛口、スパーリングなど4種類作られ早ければ3月ごろから販売されます。