倉敷市内で生け花を楽しむ倉敷市華道連盟のいけばな展が倉敷市民会館で開かれています。
倉敷市華道連盟によるいけばな展はきょう(8日)から4日間、前期と後期に分けて始まりました。
会期中は池坊や桑原専慶流など9流派から208人が出品します。
いけばな展は毎年9月ごろに開催されていて、今年はノイバラやススキといった秋の植物を取り入れた作品が多く並びました。
こちらの谷口美枝さんの作品は夏を象徴する向日葵の上に秋の花であるワレモコウを生けることによって、季節の移り変わりを表現しました。
高さ1mを超えるこちらの作品は梶房龍雲さんの作品です。
梶房さんは自分で育てている秋の花=シオンや山に生えている植物を使って秋をイメージしました。
色やバランス、奥行きにこだわりながらも、植物のそれぞれの個性を出しながら生けました。
他にも扇面と呼ばれる生け方でピンク色の石化鶏頭が華やかに映える作品などが並びました。
第63回倉敷市華道連盟いけばな展は今月11日(月)まで倉敷市民会館で開かれています。