倉敷を拠点に活動する作家たちのネットワーク「くらしき匠の会」の作家による作品展が天満屋倉敷店で開かれています。
陶芸作品やガラス工芸、張り子など会場には31人の作家による様々なジャンルの作品500点以上が並びます。
「くらしき匠の会」は倉敷を拠点に活動する作家の交流の場として発足し、ジャンルの垣根を超えた作品展などを行っています。
銅板や金属の上に釉薬をかけた七宝焼きや、手縫いで仕上げたテディベア、倉敷市の民藝品「倉敷てまり」など作家の個性が光る作品を見ることができます。
こちらは、酒津焼兜山窯の岡本達弥さんの作品「象嵌花入」です。
土の表面を掘り、違う色の土を埋めることで模様を作り出す「象嵌」という技法を使っています。
岡本さんは他にも、銀を用いて装飾する銀彩などの作品も出展しています。
会場にはほかにも、漆芸作品や染織など様々な作品が並びました。
「くらしき匠の会」では31人もの作家が参加する作品展は初めてだそうです。
「くらしき匠の会展」は13日(月)まで天満屋倉敷店4階の特設会場で開かれています。