ミステリー作家・横溝正史が戦時中に疎開していた倉敷市真備町の横溝正史疎開宅で、来年の春に向けミステリーにちなんだ黒いチューリップが植えられました。
ミステリー作家・横溝正史の疎開宅前にある畑には、訪れた人にミステリアスな雰囲気を楽しんでもらおうと毎年黒いチューリップが植えられます。
きょう、来年の春に向けて吉備信用金庫の清水 宏之理事長などから、横溝正史疎開宅管理組合へ球根・600球が贈られ、植え付け作業が行われました。
この黒いチューリップは、吉備信用金庫などが2017年から毎年贈っていて、今回贈られたのは紫がかかった黒色の「キャニオン」と「紫水晶」の2品種です。
組合員たちは10センチほどの深さに植えていきました。
植え付けられた黒いチューリップは、来年の4月初旬に花を咲かせる見込みです。