水島工業高校 建築科の生徒が日頃の授業で学んだ成果を発表する作品展が倉敷公民館で開かれています。
水島工業高校 建築科では建物の設計図の作成や建築模型の製作など技術者として必要な専門技術を学んでいます。
この作品展はそんな生徒たちの日々の学びを地域の人たちにも広く知って貰おうと毎年開かれているものです。
今回は1年生から3年生までの作品およそ130点が並びました。
一年生は設計図を書く際の基礎となる線や文字の練習から、そして、県内にある建築物について調べたものを発表しました。
2年生の作品は「郊外の住宅団地に建つ専用住宅」という共通テーマで製作した設計図です。
リビングの様子を確認しながら料理のできる家族で安心して住める家などそれぞれがイメージするアイデアを詰め込みました。
そして3年生はこれまでの学習の集大成となる卒業設計作品を展示しました。
テーマは自由で、亀の形をした水族館や自分の出身小学校の理想の設計図を書いたり生徒たちがそれぞれの個性を発揮しています。
こちらは水島工業高校の最寄り駅であるJR西阿知駅の設計図です。
カフェスペースを設けたり広々と開放感のある吹き抜けにしたりして学校や仕事で疲れた人がリフレッシュできる駅に設計されています。
このほかにも専門学校主催のコンペに出展し佳作をとった作品や建築研究部が作った移動式組み立て茶室の部品である日本伝統の建築技術継手なども展示され生徒たちの学生生活の成果が光っていました。
水島工業高校 建築科の作品展は来月3日まで倉敷公民館で開かれています。