あす3日からは、障がい者週間です。
それに合わせて、早島町の障がい者支援施設で利用者によるアート作品の展示会が開かれています。
早島町地域活動支援センター「栴檀の家」で開かれている「ゆかいな仲間たちの作品展」です。
入り口にお目見えした巨大なオブジェ。
何で作られているか、わかりますか?この正体は、かんなくず。
倉敷、早島の建築業者から譲り受け、作品にしました。
色の付いたものは、食紅で染めて、干して乾かしたそうです。
こちらには、キリンや犬、ウサギなどの動物たちが集合。
ふわふわした見た目で愛らしい様子を出しています。
これらを手がけたのは、施設を利用する20代から60代までの15人。
おしゃれなウィッグは、すべて利用者の頭に合わせて作りました。
丸まったかんなくずは、まるでパーマです。
廊下の天井にも、かんなくずを飾り付け。
ビニール袋に入れて、削りかすが落ちないように工夫しています。
かんなくず以外にも、使わなくなった廃材が活用されています。
洗剤のスプーンや果物の緩衝材などを用いた「ビックリ箱」は、独特の発想で見る人を驚かせます。
こちらは、トイレットペーパーの芯を使ったカエルの池です。
池に浮かぶハスの葉っぱは、何で作ったのでしょうか?(工程見せる)2012年から開いている作品展。
今年は「ありがとうの形」をテーマに、利用者が感謝のメッセージを記したデニムアートも披露されています。
作品展に合わせて、施設の利用者が木製の手織り機で丁寧に作り上げた「さをり織り」の製品も展示販売しています。
ポーチやバッグなど、1点ごとに個性が光っています。
障がい者週間にあわせて開かれているゆかいな仲間たちの作品展。
会期は5日金曜日までです。




