玉野商工高校ビジネス情報科の生徒が地域を盛り上げようと地元の商店街でイベントを開きました。
玉野市玉の通称らんぶる通りと呼ばれる玉商店街に飲食やゲームの屋台がずらり。
運営しているのは玉野商工高校の生徒です。
玉野商工高校では課題研究授業に取り組んでいます。生徒たちは地域を散策したり
話を聞いたりしていく中で、シャッターが降りているところが多い玉商店街の課題と向き合うことになりました。
現在は寂しい印象ですが、かつて栄えていたことや土曜夜市のにぎやかな様子などを知り、この場所を盛り上げようとイベントを企画しました。
「玉の輪祭り」と題したこのイベント、テーマは「繋ぐ」です。
子どもからお年寄りまで様々な人の輪を繋ぎたいという思いで、昔ながらの縁日と、若者向けのマルシェを掛け合わせました。
玉商店街には16の出店があり、玉野市内のテイクアウト料理店の弁当や、玉野商工の生徒が考案した大藪ミカンや番田芋を使ったスイーツなどが販売されました。
かつて栄えていた商店街を盛り上げるこのイベントには玉商店街の店も多く出店。
焼き肉店による焼きそばや、昭和初期から続く衣料総合店の店頭販売、こちらの時計店ではなんと野菜を売るなど、様々な形で参加し、商店街の賑わいに希望を寄せます。
イベントでは、玉地区の園児や玉野市内のダンススクールなどによるステージも披露され、商店街では終始盛り上がりを見せました。