倉敷市真備町や船穂町の特産品などが集まるイベント「真備船穂ふるさとふれあい商工祭り」が開かれました。
会場には、真備町で採れた竹炭でじっくりと焼いた穴子や、真備町産のタケノコを細かくして生地に入れた大判焼き、ふなおワイナリーが手掛けるマスカットソフトなど26のブースが並びました。
真備船穂商工会が主催するこのイベントは、住民たちの交流を深め、町の特産品を発信しようと15年以上前から開催されています。
豪雨災害や新型コロナの影響で2018年から中止となっていましたが去年5年ぶりに復活しました。
なかでも人気を集めたのが、真備船穂商工会女性部による「ふなめし」です。
船穂町の伝統的な郷土料理で、柳井原で獲れたフナのミンチ、船穂産の金時人参や大根など8種類の具材が入っています。
去年はふるまいが中止されましたが、今年はおよそ400食が用意され、訪れた人たちは懐かしい味に舌鼓を打っていました。
そのほか、射的や輪投げなどのゲームコーナ―や、バルーンパフォーマンス、歌や演奏のステージもあり、子どもから大人まで楽しんでいました。