過去最大規模となる倉敷市の新年度予算案などが、きょう(16日)開かれた倉敷市議会2月定例会に提案されました。
新年度一般会計予算案は、4月に倉敷市長選挙を控えているため市長公約事業などを除いた骨格予算ですが、過去最大規模の額になっています。
(一般会計2039億3900万円前年同期比0.8%増)
一般会計では、公共施設の再編整備や清掃センター、屋内プールの建設など大型事業が続くことが主な要因です。
大型事業以外では、国際会議や研修旅行を倉敷に呼び込むMICE誘致推進室を4月から市役所に設置するのに伴い、1200万円の予算を計上しています。
また、農業用水路や排水機場に水位センサーやカメラを設置して、管理の負担を軽くする実証実験を行う経費に1100万円を充てます。
この日は、予算案を含め、条例案など49議案を一括して提案しました。
今月22日から代表質問が行われ、来月15日に議決します。
また、4期目で最後の議会となる伊東香織市長が、28分間にわたって4年間の取り組みを振り返り、議員と市民に感謝の気持ちを述べました。
このほか本会議では、初日に提案された今年度の一般会計補正予算案など12議案が全会一致で可決されました。