日本の教育制度を学ぼうとアメリカやカナダの市長や議員などが岡山県立大学を視察しました。
県立大学を訪れたのは、アメリカ・ワシントン州イサクア市の市長やハワイ州の上院議員など8人です。
グローバル人材の育成など日本の教育制度を学ぶことを目的に今月12日から来日し岡山県内の学校などを視察し交流を行っています。
会では、県立大学の職員が学部や施設を説明し、地域や海外との交流について話しました。
デザイン学部の学生が国際交流協定を結ぶ台湾の芸術大学と合同で作品展を開いたことや、保健福祉学部栄養学科の学生が総社市内の洋菓子店とコラボして商品開発したことなどが紹介されました。
また、約1年前までカナダに1年間留学した栄養学科4年の河田ちひろさんが、留学先でベジタリアン向けの和食料理会を企画した経験などを話し、8人は興味深そうに聞いていました。
この視察は、全国の自治体の国際化活動を支援する「自治体国際化協会CLAIR」が主催するものです。
岡山県は2018年度も産業をテーマにした交流に参加しており、今回は教育をテーマに県立大学や岡山城東高校などで視察が行われました。
一行は、あす(17日)東京に移動し、あさって(18日)帰国する予定です。