春の味覚がようやく顔を出しました。
倉敷市真備町の特産タケノコの出荷がきょう(1日)から始まりました。
中塚誠生さんが管理する竹林です。
土の中に隠れたタケノコを見つけると、「ツキ」と呼ばれる鉄の棒で、頭を出したタケノコを次々と掘り出しました。
初日はどれも小さめですが、12本ほどを収穫しました。
真備筍生産組合では、2月26日に初出荷を予定していましたが、8月から9月に雨が極端に少なかったため例年に比べタケノコの成長が遅れ、出荷できませんでした。
きょう(1日)、農家が選果場へ持ち込んだタケノコは、あわせて18本。
重さにして約2kgでした。
なんとか初出荷の量になりましたが、去年の初日に比べて20分の1以下だということです。
タケノコの生産者は、2月の雨をきっかけに成長することを期待しています。