能登半島地震の被災地を支援しようと、玉野市内の中学校の吹奏楽部が合同でチャリティーコンサートを開きました。
玉野市のショッピングモールメルカで行われた演奏会には、荘内、玉、日比、宇野の4つの中学校の吹奏楽部が出演しました。
「能登半島地震チャリティーコンサートと」題したこの演奏会は、今年1月1日に石川県能登半島で発生した地震を受け、自分たちで何かできないかと荘内中の吹奏楽部員が発案し、4校の生徒主体で企画したものです。
部員たちは開演前から会場に集まり施設の出入り口で募金箱を持って買い物客へ支援を呼びかけました。
コンサートではまず荘内中学校と、玉・日比中学校合同バンド、宇野中学校の3つにわかれ、それぞれが演奏を披露。
アップテンポでノリの良い曲を中心に演奏し大勢の来場者を魅了しました。
そして演奏会の目玉は、4つの中学校が合同で演奏する大編成の合奏です。
玉野市では部活動の地域移行を見据え、4つの中学校の吹奏楽部が集まり、「玉野市中学校吹奏楽団」として合同での練習や演奏会に取り組んでいます。
今回のコンサートには柴田義朗市長もトランペットで飛び入り参加。
被災地へのエールを込め、「負けないで」や歌も合わせた「ビリーブ」などを披露し、会場からも応援の手拍子が響いていました。
今回の演奏会で集まった募金は、日本赤十字社を通して被災地へ寄付されます。