総社市議会2月定例会はきょう(21日)、新年度から中学校の給食費を無償にする条例案や新年度当初予算案など44議案を可決し、閉会しました。
過去最大規模となった358億2000万円の新年度の一般会計当初予算案が可決されました。
主なものでは「人口増パッケージ」と銘打ち3つの分野の支援に6億円あまりを計上しました。
「結婚・出産支援」では、子どもが生まれた家庭へおむつ半年分を贈呈する事業に1500万円、婚活イベントの開催に関する経費に100万円が充てられています。
「地域力向上支援」では空き家の利活用を促進する空き家対策事業に1600万円、生活道路を補修する経費に1億円が盛り込まれています。
そして、「子育て支援」では新年度から中学校の給食費を無償化する経費に1億4700万円が計上されています。
中学校の給食費を無償化する条例案に関しては文教福祉委員会で 「市の財政状況から無償化は時期尚早」や「中学校だけは不公平」などの理由により反対多数で否決されていましたが、本会議の採決の結果、賛成11、反対10で原案通り可決されました。
中学校の給食費無償化は今年4月から開始されます。