総社北小学校の6年生が、学区内にあるヒイゴ池湿地を訪れ湿地に生息する植物や生き物を観察しました。
総社北小学校の6年生は毎年、ヒイゴ池湿地を訪れ環境学習を行っています。
今年は33人が参加し湿地の保全活動を行う北の吉備路保全協会の萱原潤さんに案内してもらいながら湿地内の生き物を探して回りました。
なかでも子どもたちの心をつかんだのが日本最小のトンボ「ハッチョウトンボ」です。
1円玉と同じくらいの大きさでオスの全身は赤く、メスは黄色いのが特徴です。
児童たちはその小さな姿を見ようと目を凝らして観察していました。
ほかにも、湿地に生えるランの仲間「トキソウ」や毛先から粘液を出す「モウセンゴケ」など湿地に生息する生き物を次々と見つけ観察していました。
総社北小学校では毎年ヒイゴ池湿地で環境学習を行っています。
あわせて、案内看板の作成など湿地の保全に協力しようと、アルミ缶回収などで集めたお金の寄付も行っています。
ハッチョウトンボは8月頃まで、トキソウは6月の初め頃まで観察できそうということです。