玉野市の日之出公園で、50年に一度しか咲かないといわれている花「リュウゼツラン」が開花しています。
玉野市築港の日之出公園で開花したリュウゼツランです。
葉からまっすぐ伸びたアスパラガスのような茎の先に、淡い黄色の花が付きました。
リュウゼツランは通常、高さ1メートルほどの葉っぱの状態ですが、40年から50年ほどたつと茎が伸びはじめて花を咲かせます。
そして最後は枯れてしまうのが特徴です。
このリュウゼツランは植えてから55年目での開花となりました。
玉野市公園緑化協会によると今月17日に開花したということです。
高く伸びた茎は身長160センチの人の3倍以上の大きさです。
近くを散歩するのが日課の地域住民も、花が咲くのを待ち遠しく見守っていました。
このリュウゼツランは、1969年の日之出公園の完成に合わせて植えられた11株のうちのひとつです。
日之出公園のリュウゼツランは玉野市公園緑化協会で確認した中では、5株目の開花となります。
現在、3分の1ほどが開花していますがまだつぼみが多く、7月上旬には見ごろを迎える予想です。