総社市の都市計画道路・刑部三須線の一部区間がきょう(8日)開通しました。
市の中心部を東西に走る市役所通りと会議所通りを結び周辺地域の渋滞緩和が期待されます。
きょう(8日)一部区間が開通した市道 刑部三須線です。
長さは350メートル幅6メートルで片側一車線の車道と歩行者用の道があります。
事業費はおよそ5億9000万円で国の補助を受け8年かけて完成しました。
南北に延びるこの道路は総社市の中心部を東西に走る中央井手本線いわゆる市役所通りと東総社中原本線=会議所通りを結びます。
この2つの道路沿いにはスーパーや飲食店が立ち並んでいて特に夕方の時間帯に込み合います。
刑部三須線の開通によって国道・県道の2本だった南北に延びる道路が増え周辺の渋滞緩和が期待されます。
開通を記念して開かれた式典には工事の関係者や地域住民などおよそ50人が招かれ道路の走り初めなどが行われました。
総社市では今から40年前の昭和62年に策定した都市計画で15本の道路を作ることを決めています。
きょう、一部区間が開通した刑部三須線もそのうちの1つで会議所通りから国道180号バイパスへとつながる計画になっています。
市役所通りから国道180号線までの道は1990年に開通していますがJR桃太郎線を越え180号バイパスまでつながる区間に関しては現在のところ工事の見通しが立っていません。
なお、きょう開通した区間は午後2時から供用が始まっています。