サッカーJ2ファジアーノ岡山の運営会社が、早島町の主なスポーツ施設を20年間管理することになり、町と協定を結びました。
ハード・ソフト両面でスポーツを通じた地域活性化を支援する計画です。
早島町とファジアーノ岡山運営会社の関係者が出席し、包括協定の詳細を発表しました。
ファジアーノ岡山運営の子会社F.Hスポーツクラブは、早島町にある8つのスポーツ施設の指定管理者を来年度から20年間担います。
その条件としてF.Hスポーツクラブは、宮山グランドに、小学生がプレーできる大きさの人工芝を敷き、クラブハウスを設置します。
来年春に完成した後は、早島町に寄付します。
その隣にも、7人制サッカー「ソサイチ」ができる大きさの人工芝グラウンドをクラブが自主的に整備し、サッカーの環境を充実させます。
ソフト面での支援も行います。
クラブ側が早島中学校の部活動を指導します。
また、子どもから高齢者までが集う総合型地域スポーツクラブに、クラブマネージャーを派遣し運営を支援します。
これらの取り組みを盛り込んだ包括協定の調印式が行われ、早島町の佐藤博文町長とF.Hスポーツクラブの大谷聡重社長が、協定書にサインしました。
今後は年度ごとの細かい契約内容を両者で詰めていきます。
ファジアーノ岡山の運営会社が、ソフト・ハード両面で自治体のスポーツ環境整備を担うのは初めてということです。