企業版ふるさと納税を活用して、災害時に断水が続いても使うことができる循環型のシャワーが倉敷市へ寄付されました。
倉敷市に寄付されたのは、水循環型シャワー「WOTA BOX」です。
使った水の98%がリサイクル可能で、6つのフィルターを通して水を循環します。
100リットルの水があれば、100人がシャワーを浴びることができます。
岡山市で農業機械事業を行うKOBASI HOLDINGSが企業版ふるさと納税を活用し倉敷市に寄付しました。
寄付は金額にして666万円です。
このシャワーの試作品は6年前の西日本豪雨災害の時、二万小学校の避難所での入浴支援に活用されました。
上下水道に頼らず雨水や排水などを活用し水を循環利用できるため、災害で断水になってもシャワーによる入浴や手洗いが可能になります。
寄贈された「WOTA BOX」はまびふれあい公園の防災備蓄倉庫に保管され、災害時やイベントで活用される予定です。