倉敷市の職員で来月28日に開幕するパリパラリンピックのアーチェリー競技に出場する大江佑弥選手の壮行式が倉敷市役所で開かれました。
パラリンピックの開会式で着用する日本選手団公式のユニフォーム姿で登場した大江佑弥選手。
伊東香織市長や同じ倉敷市で働く同僚に意気込みを語りました。
大江選手は、9年前に脳出血で右半身が動かなくなってからアーチェリーを始めました。
倉敷市の職員として働きながら競技を続け去年11月にパラリンピックアジア大陸予選大会で優勝。
滑車のついた弓で50メートル先の的を狙うコンパウンド男子の日本代表に選ばれました。
壮行式では、伊東市長などが応援の言葉を贈った後倉敷市から激励金が授与されました。
大江選手は、来月23日にパリに向けて出発します。
28日の開会式の翌日(29日)、本選の組み合わせを決める予選に臨み30日から本選が始まります。