風情ある白壁の町並みが観光客を魅了する倉敷美観地区にたたずむ老舗旅館が9日にリニューアルオープンします。
きょう、オープンを前に内覧会が開かれました。
川舟が流れる倉敷美観地区の中心部にある老舗旅館「旅館くらしき」です。
江戸時代末期に建てられた蔵屋敷を料理旅館に改装したもので1957年から営業しています。
国内外からの宿泊客により快適に過ごしてもらおうと去年12月から改装工事に入り今月9日にリニューアルオープンします。
コンセプトは軽やかさと快適性。
今回改装された宿泊客室5部屋は、それぞれ伝統的なデザインや素材など当時の面影を最大限残しつつ現代の暮らしにある快適性を備えた部屋に生まれ変わっています。
カウンターキッチンや水回りを刷新しさらに浴槽はすべて日本固有の木材・高野槇を使用。
部屋は和の落ち着きと洋の開放感を兼ね備えた空間になっています。
(奥座敷基本料金:1人92000円~朝・夕食付)こちらは、築280年を超える米蔵を改装した部屋「巽の間」です。
和室と寝室の間にあった壁を取り除くことで、開放的な空間を演出しています。
さらに寝室の奥にはソファーでくつろげる部屋や、築280年以上の屋根を支える棟木や梁を楽しむことができます。
(巽の間基本料金:6万円~朝・夕食付)
ほかにも、旅館の中で最も古い築320年を超える道具蔵を風通しのいい部屋に改装した「蔵の間」や、
(倉の間基本料金:4万9500円~朝・夕食付)
情緒ある庭の景色を眺めながら入浴できる貸切風呂、食事と中庭の景色を楽しむことができるカウンター式のレストランなどが今回の改装で生まれ変わっています。
旅館くらしきは8月9日(金)にリニューアルオープンします。
予約はすでに始まっていてインターネット・電話で予約することができます。
(基本料金:6万円~朝・夕食付)