「くらしきジュニア伝統芸能祭」が倉敷市芸文館で開かれました。
ステージでは子どもたちが1年間の集大成として日本舞踊や和楽器などの伝統芸能を披露しました。
若い世代に伝統芸能を伝えようと、倉敷市と倉敷市文化連盟が毎年、開催している「くらしきジュニア伝統芸能祭」。
倉敷市内で伝統芸能の稽古に励む保育園児~高校生までの子どもたち74人が日本舞踊や民謡、邦楽などそれぞれの伝統芸能の演舞を披露しました。
しなやかな舞いをみせる日本舞踊です。
唄の情景にあわせて表情や体の動きを変えるなど表現力豊かに踊りました。
また、民謡の宝庫とされる富山の「こきりこ節」、秋田の手踊り「秋田おばこ」など、地域の民謡も披露されました。
こちらは刀を使って踊る剣舞と、扇子を使って踊る詩舞です。
琴や十七絃などの弦楽器で現代の名曲や民謡を演奏する邦楽の部です。
清心女子中学校と高校の筝曲部が近年、和楽器や歌でカバーされていて若い世代に大人気の曲、「千本桜」を演奏しました。
小学生から高校生まで幅広い年代が所属する団体は「さくらさくら」などの四季の名曲を息のそろった琴の音で届けました。
また、三味線による現代風のリズムにアレンジした民謡も演奏されました。
迫力のある和太鼓演奏です。
堂々とした構えで力強く太鼓をたたいて演奏しました。
伝統芸能祭の最後を飾ったのは出演者全員によるフィナーレです。
曲は去年の20周年記念に作られた「倉敷えーとこ巡り」です。
来年の「くらしきジュニア伝統芸能祭」は8月24日(日)を予定しています。