プロ野球・巨人の前の監督原辰徳さんなど元選手8人を講師に小学生を対象にした野球教室が倉敷マスカットスタジアムで開かれました。
将来を担う子どもたちの健やかな心身の育成と社会貢献を目的にした野球教室「ファンケル キッズベースボール」が今月23日倉敷マスカットスタジアムで開かれました。
講師を務めるのは、巨人の前の監督・原辰徳さんなど元プロ野球選手8人です。
野球教室には倉敷市周辺の小学生軟式野球チームから412人が参加し、投手、捕手、内・外野手に分かれて基本技術を学びました。
投手練習では今回初参加の元阪神タイガース・藤川 球児さんなどが担当し、子ども一人一人に丁寧に指導をしていきます。
また、内・外野手の練習では原さんがノックを担当。
子どもたちは滅多にない機会を前にボールを丁寧にキャッチし、さばいていました。
約3時間の教室の中で子どもたちは目を輝かせながら元プロ野球選手と一緒に練習に励みました。
「キッズの笑顔が世界の元気」をスローガンに掲げるこの野球教室は原 辰徳さんの声掛けで2010年から始まりました。
これまで30の都道府県で合わせて55回、2万2000人以上の小学生が参加しています。
岡山県では初開催です。
野球教室では社会貢献活動として使わなくなったグローブやバットを回収し、国内外の用具不足に悩む子どもたちに3万点以上寄贈してきました。
今回は58点の用具が集まり、JICAなどを通じて寄贈される予定です。