倉敷美観地区で女流棋士による将棋の指導対局が行われました。
白壁の街に駒の音が響きます。
倉敷川沿いの通りにテントを立てて行われた青空将棋道場です。
華やかな和装姿の女流棋士が、一度に3人を相手にする多面指しで対局します。
15回目を迎えた今年は、倉敷藤花戦の大盤解説会で何度も聞き手を務めている長谷川優貴女流二段や、今年のマイナビ女子オープンの挑戦者決定戦まで進んだ北村桂香女流二段など、関西を拠点に活躍する6人の女流棋士を招きました。
抽選で選ばれた倉敷市内外の90人が、女流棋士との対局を楽しみました。
参加者の最年少は6歳で、将棋を始めたばかりのジュニア棋士も。
女流棋士からは、今後の上達につながるアドバイスを受けていました。
白壁の街で行われた将棋道場は、訪れた観光客も足を止めて対局に見入るなど、将棋の街・倉敷ならではのイベントとして注目を集めていました。