末期のがんや障がいのある人達が医療や介護サービスを受けながら一人で暮らすことのできる施設が倉敷市児島に開所しました。
介護をする人の高齢化問題の解消を目指しています。
倉敷市児島に開所した高齢者ホスピス「ITOこじま」です。
施設はがんや難病の患者、障がい者などを対象とした住宅型の施設で訪問による医療や介護のサービスを受けながら1人で生活できる環境を作っています。
家族は自由に出入り可能で家族との時間を過ごすこともできます。
こうしたホスピス型住宅は介護する側となる夫婦や親子の高齢化によって介護が難しい人たちの受け皿になることが期待され新しい介護の選択肢として全国で広がっています。
「ITOこじま」はメットライフ生命などの支援を受け社員寮だった建物を改装し地元の社会福祉法人が運営を行います。
整備された9部屋のうち3部屋の入居が決まっていて利用者を受け付けているということです。