玉野市を盛り上げようと観光協会や学生ボランティアなどが渋川周辺でイベントを企画し、訪れた人におもてなしをしました。
玉野市の観光資源として価値の高い渋川海岸と王子が岳。
そこから見える景色は絶景ですが、唯一の難点があります。
アクセスの悪さです。
特に王子が岳は山頂にあるため、渋川海岸から歩くと1時間ほどかかります。
そこで登場したのがこのトゥクトゥクです。
きのう(27日)、王子が岳と渋川海岸を会場にして開かれたイベントでは、2つの場所を行き来する三輪タクシー、トゥクトゥクが無料運行されました。
玉野市では新たな交通手段の開拓を目指して2022年からトゥクトゥクの実証実験を行っています。
渋川海岸を訪れた人たちは海風に当たりながら10分ほどで王子が岳に到着しました。
王子が岳では学生ボランティアグループ「TamanoBeads」が散策ガイドツアーを企画しました。
ツアーでは学生たちがこれまで学んできた知識を活かして変わった形の岩や「おじさん岩」「にこにこ岩」などのネーミングを紹介していきました。
また、「森の丘のレストラン」と題して今日限りのコース料理が振舞われました。
料理は玉野市産の黒鯛を使ったムニエルなど県内産の食材を使ったものばかり。
訪れた人は屋外に用意された席で目の前に広がる瀬戸内海を見ながら味わっていました。
このイベントは瀬戸内海の島々への玄関口となっている玉野市にもっと滞在してもらおうと玉野市観光協会が初めて企画しました。
玉野市観光協会は玉野市を活性化するため、来年以降も継続して開催していきたい考えです。