きょう(5日)は津波に対する防災意識向上を目指す「津波防災の日」です。
玉野市役所では、南海トラフ地震を想定した避難訓練が行われました。
訓練は、高知県沖を震源に震度6弱の地震が発生したという想定で行われました。
地震発生のアナウンスの後職員は、およそ1分間机の下に入り身を守ります。
揺れが収まった後は各課で作成している地震対応マニュアルで定めたルートを通って一時避難場所である中央公園まで移動。
それぞれの課で点呼をとって職員約160人が避難できたことを確認したほか沿岸部の住民に対する津波からの避難誘導の手順を確かめました。
南海トラフ地震が発生した場合最大で震度6弱の揺れ、2.8メートルの津波が想定される玉野市では、全国一斉に行われるJアラートの放送訓練に合わせ毎年、市役所職員の避難訓練を実施しています。
避難訓練の後は消火器を使った初期消火の練習や避難所で使える簡易トイレの紹介が行われました。