科学のおもしろさを体感できる県下最大の科学教育イベントがライフパーク倉敷で開かれています。
長蛇の列ができているこちらのイベントは「青少年のための科学の祭典」です。
ライフパーク倉敷で開かれたイベントには、実験を楽しむことができる38のブースが並びました。
講師を務めるのは、県内の小学生から大学生までのボランティアや地元企業の社員です。
こちらのブースではマイナス196℃の液体窒素を使って身近にあるものを凍らせます。
まずは花です。
液体窒素の中に入れたあと取り出してみると、花びらは凍り、粉々になってしまいました。
次はゴムボールです。
凍らせたゴムボールを高い位置から落としてみると、ボンッと音を立てて割れてしまいました。
また、科学実験でお馴染みの空気砲なども用意され、子どもたちは興味津々で体験していました。
ほかにも、混ざらない液体を作るブースもありました。
容器に塩化カリウム、着色したエタノール、オリーブオイルの順で液体を注ぎ、思いっきり振ります。
はじめは3つの液体が混ざったように見えましたが、時間が経つにつれて分離していきました。
このイベントは子どもたちに自然科学に興味・関心を抱いてもらおうと、1998年から毎年行っています。
一時は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して開催していましたが、今年からは例年通りの開催ということです。
「青少年のための科学の祭典」はあす(10日)も開かれます。
参加は無料です。