高梁川流域の繊維産業を体感してもらおうと全国の服飾を学ぶ学生などを対象にものづくりの現場をめぐるツアーが開かれました。
リアル繊維産地ツアーは、倉敷ファッションセンターや倉敷市などでつくる実行委員会が、2019年から行っています。
今年は、高梁川流域の13の企業のうち3ヵ所を訪問する5つのコースが設けられています。
倉敷市児島の畳縁メーカー・髙田織物などをめぐるコースには、東京や大阪、広島などから13人の学生が参加し、ものづくりの現場を見学しました。
製品の種類に合わせてたて糸を整える工場や、綿の糸にロウやのりでつやを付ける工場など畳縁を織る前にもさまざまな工程があることを学びました。
9月から10月には、企業の技術力の高さや働きがいなどを映像を通じて伝えるオンライン配信も行われました。
リアル繊維産地ツアーは、今月15日、18日、20日にも開催されます。